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2024.09.10
あなたの会社は大丈夫?離職率の高さが与える企業へのダメージ
食を通して、福利厚生のためのご提案をしていますエムピーアイです。
会社の健やかな経営のため、人材の確保や養成は企業の肝となる大切な施策です。
しかしながら、離職率が高い現状に悩まれている経営者の方も多くいらっしゃいます。
今回は、離職率が企業にもたらすダメージについて考えてみます。
離職率とは
離職率は、一定の期間に離職した人の割合です。
離職率 = 離職者数÷1月1日現在の常用労働者数×100(%)
厚生労働省の資料によると、日本企業の常用労働者の平均離職率は15.0%です。
あなたの会社の離職率がもし、20パーセントを超えるようなら要注意です。
高い離職率は、会社にとっては多大なダメージを及ぼしかねないからです。
離職の直接的なダメージ
では、離職率が高いとどのような損失ももたらすのかを具体的に見ていきます。
新入社員の教育コストの損失
新しい従業員を迎えた企業は、まずは社員の教育に取り掛かります。
新入社員のトレーニングにかける時間と労力は一朝一夕ではありません。
教育を行うスタッフの人件費やトレーニングシステムを構築するためにかかる経済的費用を、いわば真っさらな状態で知識やスキルを持ち合わせていない新入社員へ投資するわけです。
教育途中で早期に離職されては、投資した費用の回収はおろか、新たな社員の採用へのコストがさらにかかってしまいます。
経験不足による生産性の低下
経験豊富な従業員の離職も企業には大変な痛手です。
高い技術を持ち合わせた社員を喪失することにより、作業の効率が悪化する可能性があります。
新しい社員が技術や役割を引き継ぐまで、どうしても遂行速度が落ちますし、ミスをする可能性が高くなります。
知識とスキルが外部に流出する恐れ
離職者や退職者は、社内で培った専門知識や経験を持ち去ってしまいます。
特に、経験豊富な従業員は人脈やノウハウをより持っていますので、離職により顧客との信頼関係や業務の進行に影響を及ぼします。
新しい社員が新しいポジションに慣れるまでの間、パフォーマンスの低下は避けられません。
離職の間接的なダメージ
影響があるのは、業務に関する直接的なダメージだけではありません。
チームの士気が下がってしまう
残された社員にとって、離職者が出てしまうことは少なからずマイナスイメージを与える可能性があります。
また、頻繁に人事異動が起こると、残されたチームにはストレスが及びます。
仕事でお互いカバーし合うのはとても大切なことですが、時に人手不足に陥らないよう、周囲に気を配る必要が出てきます。
企業文化に影響する
高い離職率は、企業としては安定感と信頼を損なう可能性があります。
社内におけるモットーや企業理念をより深く理解する従業員が少ないと、会社としての目指すべき姿を見失いかねません。
長年に渡り築き上げた企業文化も守ることはとても重要です。
時間をかけて築いたものほど、失ってしまうと大きな損失につながります。
新しい従業員との関係構築にも時間を要します。
離職率を上げないために取り組むべき対策
従業員のエンゲージメントの向上
取り組むべき対策としては、従業員の業務に対するモチベーションを高めることが大切です。
ワークライフバランスを重視し、賃金アップや手当などの労働条件を改善しましょう。
従業員の充実度や満足度の向上は、離職率を減らし業務の効率化アップに繋がります。
職場環境を改善する
従業員の意見を聞きやすい環境づくりを整え、コミュニケーションの取りやすい場所を儲けるなどの企業側の努力が鍵となります。
働きやすい環境で従業員が意欲的に業務に取り組めるように促しましょう。
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