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2024.01.15

自動販売機が被災地で果たした役割、災害時の新しい味方

自動販売機が被災地で果たした役割、災害時の新しい味方

2024年元日に起きました、能登半島での大地震。
被災者の皆様、ご家族ご親族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

また、被災地域のみなさまの安全と、一日も早い復旧と復興を心からお祈り申し上げます。

今回の地震でも自動販売機が被災地域の役にたったというニュースを拝見して、自動販売機を取り扱う弊社は、直接設置したわけではないのですが社会に役立てているようで少し嬉しくなりました。

ニュース記事をご存知ない方に、少しだけご紹介いたします。

自動販売機破壊、事件性なし

地震発生後、さまざまな情報が錯綜しました。

物騒なことも起きていたり、防犯情報として出回っていて、地震だけでなく人の裏側の怖さも少し感じていたときです。

自動販売機が破壊された!というショッキングな情報が写真と共に出てきて、取り扱い業者としては「日本人よ、そんなに民度落ちてしまったの?!」という感情になったのを覚えています。

しかし、追加情報として、

  • 壊された自動販売機は避難所に指定されている能登半島のある高校に設置されていたものであること。
  • 壊す前に、管理者へ確認していたこと。
  • 中身の飲料は、避難されてきた方々のために配られたこと。

というのが出てきました。

警察も、事件性はないと判断した。と掲載されていたので、ホッとしたのと同時に、災害救援自動販売機という、壊さなくても飲料を取り出せる自動販売機があることの周知、また、その自動販売機が避難所にしていされている施設には設置されるといいな感じました。

緊急アラート付き自動販売機

緊急アラート付き自動販売機というのは、自動販売機をインターネットと接続して、緊急地震速報や津波警戒情報などが表示されるしくみがついた自動販売機です。

スマホをもたずにお出かけする方もめずらしいかもしれませんが、命からがら、体一つで外へ飛び出した場合など、いつまた大きな余震がくるかもしれないときに、お知らせしてくれるシステムです。

このような機能を搭載した自動販売機があることもみなさまに知っていただければと存じます。

避難所だけではなく、企業にも災害救援自動販売機設置を!

上記では、避難所指定されているところには、災害救援自動販売機を置いていただければ…と書いていたのですが、企業としても、従業員の安全確保のために、同自販機の設置を検討いただきたいところです。

  • 人口の多いオフィス
  • 敷地面積が広い工場
  • 災害が起きると、さらに忙しくなる運送会社

など、企業イメージもあがりますし、従業員も安心して働けると思います。

設置後は、避難訓練にロック解除方法確認も取り入れる

設置すれば安心なことには間違いありませんが、自動販売機の緊急解除ができなければ、普通の自動販売機と変わりありません。

災害救援自動販売機には、インターネットを通じてロックを解除する方式と、管理者が直接鍵を開ける方法があります。

ロック解除はどのようにするのかも、避難訓練の要項にいれておいていただけると、さらに安心感が高まります。

まとめ

普段はいこいの場として、また緊急時には命を繋ぐ自動販売機。

大切な従業員を守る手段として、導入を検討していただければと思います。

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