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2023.10.25
社員食堂は健康経営!【企業価値の向上】
皆さんは「健康経営」と言う言葉はご存知でしょうか?
また、経済産業省は、健康経営優良法人認定制度というものを制定しています。
ここでは、社員の健康を支えるための企業の役割について考えてみます。
「健康経営」とはどういう意味?
健康経営とは
「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。
企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されます。
健康経営は、日本再興戦略、未来投資戦略に位置づけられた「国民の健康寿命の延伸」に関する取り組みの一つです。
引用:経済産業省
健康経営優良法人認定制度とは
地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。
健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目標としています。
本制度では、大規模の企業等を対象とした「大規模法人部門」と、中小規模の企業等を対象とした「中小規模法人部門」の2つの部門により、それぞれ「健康経営優良法人」を認定しています。
引用:経済産業省
※健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
つまり、企業が従業員の健康づくりを積極的に行うことで、企業価値を上げることにも繋がり、結果的に生産性も上げることになるという考え方です。
企業が「健康経営宣言」をしたり、顕彰制度を実施する自治体も増えて、「健康経営」という言葉は最近よく聞かれるようになりました。
そういった背景には増加する医療費などをめぐって国としての取り組みが関与しています。
医療費の削減に取り組む政府の意向
2015年に国民健康保険法が改正されました。
保険者である都道府県・市町村が医療費を適正化させる努力とその評価をする指標が設定されました。
さらに2020年度からは、予防・健康づくりの取り組みに対しても事業費として交付を行うという拡充した取り組みへと発展しました。
企業が健康経営を推進することは、自治体住民の健康増進の意識に繋がります。
企業社員は国民健康保険の対象外ですが、退職後は住民票のある自治体の保険に移ることになるためです。
企業が健康経営を推進
↓
自治体住民の健康増進の意識向上
↓
医療費削減
ということですね。
さらに、2023年度からは第4期医療費適正化計画が始まります。
これらの政府の取り組みは、企業としては無視できない事柄です。
従業員の健康を支えるのは企業の役割
上記からもわかるように、今後はさらに自治体が企業の健康経営の取り組みに対し、関心を寄せる傾向が強まっています。
すでに、自治体が商工会議所や金融機関と連携を取り、顕彰制度を実施する事例も多く見られます。
健康経営に取り組む企業側のメリット
では、企業側から見た健康経営をするメリットとはなんでしょうか?
次のものが挙げられます。
生産性の向上
心身ともに健康であることは、仕事に対するモチベーションにも関わります。
業務への積極的な取り組みは、生産性の向上を促します。
欠勤率の低下、労働災害の減少、業務効率の向上などは事業の経営に直接影響します。
医療費の削減
日頃から健康意識を高く持つことは、生活習慣病などの予防に繋がります。
そして、医療費の削減につながります。
健康検査や特定保健指導の受診率の向上も見込めます。
人材確保・定着の促進
健康経営に取り組む企業は、従業員の健康を大切にするという良い企業イメージを持ってもらえます。
そして、採用の際に優秀な人材の確保や定着につながります。
従業員が健康で長く働ける環境を整えることで、人材確保・育成のコスト削減にもつながります。
企業価値の向上
顕彰制度により認定された企業は、社会貢献に積極的に取り組んでいる企業として高く評価されます。
それは企業イメージや企業価値の向上へも繋がります。
また、従業員の労働環境においても満足度が高く、離職率の低下にもつながります。
社員食堂と自販機の設置で健康経営の一端を担う
経済産業省の調査によると、今後健康経営に取り組みたいと考えている企業や事業者は5割を占めており、関心は年々高まっています。
健康経営具体的な内容としては、長時間労働対策・有給休暇取得の促進・食への取り組み・運動への取り組みなどがあります。
社員食堂でしたら、日々の習慣となる「食」への取り組みとして企業が打ち出す健康経営の一端を担うことができます。
何より、従業員の皆様に喜んでいただけます。
栄養バランスを考えた食事で従業員の皆様の健康を守っていかれませんか?
地域の方も活用できる社員食堂でしたら、地域貢献にもなり得ます。
また、社員食堂や売店だけでなく、自販機を通して健康経営にも手軽に取り組めます。
オフィス内の専門の自販機にはアプリ機能と連動して、歩数を計測し利用者の健康を促すという機能を持つものがあります。
従業員の健康に貢献、エムピーアイの社員食堂
エムピーアイでは、企業や施設内に売店や社員食堂設置をご検討中の方へ向けて、事例の紹介もございます。
食を通して労働環境を充実させ、健康経営をし、事業のための好循環を生み出しましょう!
充実した福利厚生は社員のモチベーションアップにも効果的ですし人材の確保にもつながる大切な要素です。
ぜひ健康経営や福利厚生に取り組みたいと検討されている方は、エムピーアイにご相談くださいませ!
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