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2024.05.13

社員食堂の決済システムを新しく導入する6つのステップ[決済方法各種とメリットとデメリットもご紹介]

社員食堂の決済システムを新しく導入する6つのステップ[決済方法各種とメリットとデメリットもご紹介]

福利厚生として社員食堂の導入を検討されている企業担当者様も多数いらっしゃると思います。

その際、検討する重要な項目として決済方法の選定があります。

ここでは社員食堂の決済方法の決定に先立ち、決済方法の導入にはどのようなステップがあるのかをご紹介します。

 1. ニーズ分析と目標設定

まず現在の社員食堂の決済状況を分析し、問題点(決済の遅さ、利用者の不便、衛生面、セキュリティの問題等)を洗い出します。

次に、新しい決済方法を導入することでどの課題が解決されるのかを明確にしましょう。

 2. 決済方法の選定

種々ある決済方法を比較検討します。

メリットデメリットを十分に検討したうえで、社員の利用習慣や食堂の運営スタイルに最適な決済方法を選択しましょう。

ここで決済方法の種類をメリットデメリットと合わせてご紹介します。

決済方法各種とメリットとデメリット

メリット デメリット
現金決済・誰もが使える。分かりやすい。
・システムトラブル等の影響を受けずに使用できる。
・現金の管理、衛生面、盗難リスクの問題がある。
・金銭のやりとりが煩雑で時間がかかる。
デビットカード・
クレジットカード決済  
・現金を持ち歩く必要がない、安全に支払いができる。
・多額の支払いもすぐに行える。                 
・専用の端末が必要。
・一回の支払いごとに手数料がかかる。
・カードリーダーや通信障害によるトラブル、停電の影響を受ける。
社員ICカードシステム(給与天引き)・現金を持ち歩かなくて済む。
・支払いがスムーズに行える。
・カードリーダーが必要。
・カード紛失・盗難のリスクや、カードの破損により支払えなくなることもある。
・初期設定やシステム維持にコストがかかる。
・給与との関連で管理が大変煩雑になる。
モバイル決済システム
(スマホをかざして支払う)
・スマートフォンがあれば決済ができて便利。
・非接触決済なので衛生的である。
・専用の端末が必要。
・スマートフォンを持っていない人は利用できない。
・安全性がモバイル決済システム自体のセキュリティシステムに依存する。
QRコード決済・決済に時間がかからない上に安心安全に支払える。
・少額から多額まで対応可能。
・専用システムが必要。
・利用者が新しい技術に慣れるまで時間がかかる場合がある。
・利用者が使い慣れるまでに時間がかかる。

3. ベンダー選定と費用の見積もり

決済方法が決定したら、その決済方法を提供するベンダーを選定します。

選定基準には以下の点が含まれます。見積書内容の精査も行いましょう。

  • 導入コスト
  • ランニングコスト
  • サポート体制
  • システムの信頼性
  • 将来のアップグレード対応 等

4. インフラ整備とテスト運用

決済システムを導入するには、適切なハードウェア設備やソフトウェアのインストールが必要です。

基本設定が整い次第、実際の運用を想定した限定的なテスト運用を行って問題が無いことを確認します。

万が一、新しい決済システムがトラブルで停止してしまった場合、代替の決済方法を具体的に決定しておきます。

5. 社員への周知と操作のトレーニング

テスト運用後に新しい決済システムの導入を社員に周知し、使用方法に関するトレーニングを行います。

新規導入への理解とトレーニングへの協力を得るため、決済方法が変更されることによるメリットを社員に明確に伝えます。

トレーニング中にも新しい課題が発見されることもありますので、事例集として記録し活用しましょう。

6. 完全移行とフィードバックの収集

テスト運用の結果を踏まえ、問題が解決されたことを確認してから全面的に新システムに移行し本格運用を開始します。

本格運用開始後は定期的にフィードバックを収集し、必要に応じてシステムの改善を行います。

まとめ

新しい決済システムを導入することは、単に技術的な変更を伴うだけでなく、組織全体の運営効率化と社員の福利厚生への満足度向上に寄与します。

適切な計画と実行により、社員食堂のサービス品質を大幅に向上させ、貴重な人材を確保し全体の生産性向上へとつなげましょう。

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