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2023.12.26

自動販売機の歴史

自動販売機の歴史

オフィス内への食堂や売店の設置をサポートさせていただきます、エムピーアイのブログです。

省スペースしか確保できないという企業様には、自動販売機の設置もおすすめです。
最近の自動販売機の進化は著しく、様々な機能を搭載しています。

自動販売機が社会貢献にもなるという記事はコチラでもご紹介しておりますが、今回はさらにこれまでの自動販売機の歴史についてもみていきます!

自動販売機の起源は古代エジプト

世界最古の自販機は、古代エジプトで聖水を販売するために登場した「聖水自販機」です。
科学者ヘロンの著書「気体装置(Pneumatika)」に記されています。
紀元前215年頃の寺院に設置されたとされ、コインを投入し、その重みで水が出てくる仕組みでした。
しかし、この頃は一部の高官や権力者のみが使用できたようです。

産業革命のイギリスで郵便切手の自動販売機が登場

1800年代後半のイギリスにて産業革命後に、実用的な自動販売機が登場しました。
1857年にセミアン・デンハムは、世界初となる郵便切手の自動販売機の特許を取得します。

その後、飲料、菓子、たばこなどの様々なジャンルに広がり、現代に繋がる基本的な自動販売機の仕組みが確立されました。

ゲーム機能やおまけ機能もついた自販機まで開発され、これらは後にスロットゲームに発展しました。

日本でも自動販売機が発明される!

日本でも自動販売機の研究がされていました。
1904年頃、発明家・俵谷高七が「自動郵便切手葉書売下機」を開発します。

この自動郵便切手葉書売下機発明は、郵便ポストとしての役割も持っていました。

からくりの技術が用いられ、在庫がなくなったら「うりきれ」と表示され、金額に応じた複数枚の購入もでき、偽銭を判別することもできました。

しかし、正確さには欠けている点もあり、実用化には至らなかったとされます。

清涼飲料用自販機導入の芽生えと現代までの流れ

1962年に三菱重工とアメリカのベンド社が手を結び、海外仕様の自動販売機第一号がコカ・コーラに導入されます。
コカ・コーラは自動販売機880台を全国に設置。
これをきっかけに一気に日本での自動販売機が産業として芽生えます。

日本の治安の良さや高度経済成長も手伝って、瞬く間に日本中に拡がり始めます。

1970年代に入り、缶入り飲料用の自動販売機が登場します。
炭酸・非炭酸のさまざまな種類の飲料が手軽に買えるようになります。

また、日本特有のものである、HOT商品とCOLD商品が一台で同時に販売できる技術も開発されます。
このことから爆発的に自販機が普及が進み、日本人の生活に溶け込みました。

それから後、ペットボトルの飲料が生まれます。

2000年代になると、キャッシュレス化や電子マネーに対応する自動販売機、おしゃべり機能があるものなどが次々と開発されていきます。

エコロジーの観点から、フロンガスを排出させないように環境に配慮したもの、省エネ機能、災害救援自販機など、多種多様な機能がどんどん装備されていくという経過をたどります。

まさに時代と共に自動販売機は進化してきました。
そして、今もなおその進化は続いています。

自販機の歴史、まとめ

自動販売機の歴史を、古代エジプトまで遡り産業革命を経て現代まで見てきました。
いかがだったでしょうか?

社会の発展やニーズと共に自動販売機の市場は右肩上がりに拡大し、その機能も進化をしてきました。

現在、日本は人口に対する自動販売機の普及率が世界一です。
自動販売機の便利さが人々の生活に馴染む一方、ペットボトルのリサイクルや省エネ対策など、社会的責任も問われています。

今後もAIの活用により、さらに発展を予感させる自動販売機業界です。
自動販売機が最新の技術と共にしながら、持続可能な社会を目指す取り組みに期待を寄せています。

当社では、さまざまな自動販売機のサイズ、デザイン、商品ラインナップをご用意しております。

会社や施設内のスペースに自動販売機の設置・ミニ売店の設置できます。

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